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電子取引をめぐるトホホなドタバタ劇をまとめました。
電子帳簿保存法が改正されました。多分私の理解ではこの改正は民間においてデジタル化をもっと推進しようという意図ではなかったかと思われます。ところが、実は税理士の同業者の中で一番話題になったのが電子取引に関する書面保存の禁止です。電子取引といっても、これは電子メールやメール添付の請求書、ネットでの購入の請求書など様々な取引について電子的な保存を義務付けるという話です。
単に電子で保存だけならば大した話ではないのですがが国税庁が要件を細かく設定して中小企業のとっては非常に面倒な話になりました。これに対応するためにはあらたなソフトウェアかタイムスタンプをを導入するか、マニュアル作業でフォルダーを作成して整理しなければならないなどが必要となったのです。
なぜまじめな人はスキルをいくら磨いてもダメなのか?
いろいろな事業を支援させていただいているのですが、皆さん「役に立つ」モノやサービスを競っている方多いです。いかに競合より役に立つかを競っているわけです。しかし、その競争で本当に勝ち残れるのでしょうか?確かに「役に立つ」レベルが医薬品のガンの特効薬のように命を救うといった劇的なレベルであれば話は別ですが。私の見るところいくら役に立つを競っても使う側から見ると区別がつきにくく、結局値段か営業の力などで決まっている気がします。そうすると結局は体力勝負、大企業に比べると一般的に中小企業は圧倒的に不利になってしまいます。このあたり、自覚していただけないと何とか生き残るけど、パッとしない感じのままです。自分自身も振り返ると正直ハッとします。