会計・税務
電子取引をめぐるトホホなドタバタ劇をまとめました。
電子帳簿保存法が改正されました。多分私の理解ではこの改正は民間においてデジタル化をもっと推進しようという意図ではなかったかと思われます。ところが、実は税理士の同業者の中で一番話題になったのが電子取引に関する書面保存の禁止です。電子取引といっても、これは電子メールやメール添付の請求書、ネットでの購入の請求書など様々な取引について電子的な保存を義務付けるという話です。
単に電子で保存だけならば大した話ではないのですがが国税庁が要件を細かく設定して中小企業のとっては非常に面倒な話になりました。これに対応するためにはあらたなソフトウェアかタイムスタンプをを導入するか、マニュアル作業でフォルダーを作成して整理しなければならないなどが必要となったのです。
ワーケーションやブレジャーに税金がかかる?
今回も引き続き小ネタです。
観光庁からワーケーションやブレジャ―の税務上の取扱いについての説明が公開されています。より多くの旅行機会の創出と旅行需要の平準化に向けてその普及と促進を図り、国税庁と協議しているようです。一応ワーケーションについて説明すると、これはWork(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うことです。
一方プレジャーは私には初めての言葉でした出張先で滞在を少し延ばしてレジャ―を楽しむBusiness+Leisure=Bleisure(ブレジャー)のようです