中小企業の会計
たまにはBS(貸借対照表)見てみましょう
最近たまに地方自治体などから経営診断を頼まれることがあります。多いパターンは指定管理者の入札の際の経営診断です。当然個別の事例についてはお話しできないですが、診断相手の企業もPL(損益計算書)は気にしていると思われ、極端に多額の赤字で、かつ何年も続いているといった企業はありません。そもそもの応募要件から赤字企業(一時的を除く)は外されているのかもしれません。
しかし、一方BS(貸借対照表)について無頓着な会社が多いような気がします。せいぜい気にするポイントとしては債務超過(資産から負債を引くとマイナス)くらいでしょうか。一般の中小企業の方も経営成績を示す損益計算書は気にしても貸借対照表は気にしない、税理士や経理担当に任せてほとんど見ない経営者の方も多いのではないでしょうか?