2024年11月5日 / 最終更新日 : 2024年11月5日 ta-manage 小さな会社の法人税 残念だと思う役員報酬のワナ 私が、個人的に改正してほしい税法の一つが法人税法第34条、役員報酬に関する規程です。簡単に言うと、役員に対する報酬は定期同額か事前確定届出給与以外は役員賞与とされ許さないというものです。細かい定義はあるのですが、一般的には役員の報酬は毎月同額または事前に支給時期と金額を定めた報酬のみ損金算入できる、要するに会社の経費になるという規程です。
2024年6月17日 / 最終更新日 : 2024年6月17日 ta-manage 個人所得税 本当にもやもやして面倒な定額減税 以前ある代議士がX(旧ツイッター)で「定額減税は最悪の政策、自治体や民間の担当者の無駄な負担を増やしている、せめてやるならばシンプルな給付が望ましいのに、税務当局や税理士の利権を守るために行った」というような趣旨の投稿をして炎上しました。
2024年3月21日 / 最終更新日 : 2024年3月21日 ta-manage 個人所得税 定額減税の死角 さて、定額減税は6月以降本人と扶養親族等についてそれぞれ3万円所得税から控除できるという仕組みですが、制度自体は以前のブログ「定額減税のワナ」で説明しているのでそちらをご覧ください。今回は個人事業主と法人に分けてそれぞれ何を準備しなければいけないかの話を追加します。
2023年12月14日 / 最終更新日 : 2023年12月14日 ta-manage 個人所得税 いかにしてステレス増税は行われたか? 年末調整雑感 12月の前半、税理士の皆さんは年末調整のお仕事をされている方が多いのではと思います。大企業などではだんだんと自動化が進んできた分野だと思うのですが、まだまだ中小企業、特に税理士が入っているような会社だと手作業が多いです。
2023年8月7日 / 最終更新日 : 2023年8月7日 ta-manage 個人所得税 残念な退職金増税のお話 岸田内閣の支持率が低迷というニュースをよく見ます。一部新聞の調査によれば30%を割ったという話も聞きます。マイナンバー問題だとか、自民党議員のスキャンダル(エッフェル塔撮影や秋本議員の汚職など)言われていますが、個人的には弱腰外交の他に「増税のキシダ」のイメージが大きくマイナスになっているのではないかと思います。 その一つが退職金増税問題です。この目的は長く働く人が優遇されているので自由な働き方を推進するなどと書かれていますが・・・。
2023年3月8日 / 最終更新日 : 2023年3月8日 ta-manage 個人所得税 衝撃のeL TAX満足度評価 1.毎年の風物詩 税理士業界では、年が明けると法定調書や給与支払報告書、償却税の申告、そして確定申告へと入っていきます。そして冬の風物詩となっているのが地方税の申告・納税システムのeL TAXの不具合です。特に1月31… 続きを読む
2023年2月16日 / 最終更新日 : 2023年2月16日 ta-manage 個人所得税 確定申告相談における小ネタ 2月の初旬のある日、地元税理士会主催の無料確定申告相談を担当しました。一応雀の涙ほどの報酬は出ますが、有償ボランティアといった位置づけです。単純に損得で考えると1日つぶれるし単にお金だけのことを考えると損でしかないです。しかし、やはり税理士という資格で守っていただき、食べさせていただいている面少しでもを考えれば、ささやかながら社会に恩返しをすることくらいはしないとねとは思います。
2022年10月18日 / 最終更新日 : 2022年10月18日 ta-manage 個人所得税 国税が「収入300万以下副業は雑所得」を撤回した理由 国税庁は8月1日「所得税基本通達の制定についての一部改正案(雑所得の例示等)についての意見募集をしました。通常、意見募集とはいってもまぁ多分形ばかりで、たいていはもう決まっていると思っていました。
2022年8月23日 / 最終更新日 : 2022年8月23日 ta-manage フリーランス、個人事業主 週末起業に冷水を浴びせかける所得税基本通達改正(改悪?)案 1.起業準備と税金 以前週末起業などという言葉がはやった時期がありました。サラリーマンをやりながら週末に事業を開始、ある程度の規模になったところで本格的に独立しようといったやり方です。家族を養うことを考えると今一つ独… 続きを読む
2022年6月15日 / 最終更新日 : 2022年6月15日 ta-manage 小さな会社の法人税 知らないと損する単身赴任やホームリーブの交通費 コロナ禍の良かった側面として、いろいろな外出の制限により日本でもリモートワークが一気に広まりました。少しずつ自由な場所で仕事ができるわけです。ただ、まだまだ単身赴任というのは日本企業で存在しています。この是非における議論はともかくとして、1年に複数回自宅に戻る場合、その交通費を支給する会社は多いです。 しかし、この交通費、所得税法上は課税されてしまいます。