有休消化を増やすのはどうしたら良いか?

バカンス

経団連が加盟企業に1人当たり消化日数を3日増やし、休日に観光にでやすくするようよびかけるようです。日本は一人当たり平均8.8日の消化日数でほぼ100%を消化する欧米諸国に比べ半分のようです。サラリーマンから自営業になった自分にとって有休は非常に懐かしくうらやましい制度です。サラリーマンでたまに暇になると嬉しいものですが自分のようなまだ零細の部類だと営業しないと・・・といった感じになります。

私は日本以外は米国しか働いていませんが、わりと偉い人でも2,3週間きっちり連続で休みを夏休みなどにとります。自分の部門のトップは8月は原則1か月会社に来ないと宣言してきませんでした。グローバルのビデオ会議の時なども特にヨーロッパなどはバカンスでしばらくいないなどという人は7月~8月は普通にいて、いつでも出席は日本くらいでした。私も所詮日本人なので落ち着かないのですが1週間以上の休みは取って夏はプリンスエドワード島に行ったり、冬はカリブ海諸島やフロリダに行っていました。すごくリフレッシュします。このように長い休みを取りやすい理由として、一つとして学校の夏休みが2か月あることでしょう。一方日本の場合は今年の7月の場合学校が7月18日もあるので海の日を使って休みが取れないというなどなんだかちぐはぐな感じです。またパラパラと夏休みも登校日だとかプール授業などがあって休みにくいです。

では仕事は日本よりすごく休みが多いと実感するかというとそんなことはありません。米国は祭日、休日はあるのですが会社で採用するかは任されているようです。必ず休みなのはサンクスギビング(11月の終わり)、クリスマス、新年1日、メモリアルデイ(5月の終わり)、独立記念日、レーバーデイ(9月の初め)位です。したがって祭日ということでは日本の方が多く、結局稼働日としてはさほど変わらない気がします。日本の場合細切れで祭日が多く、サラリ―マン時代も有りがたくないし、自営になってからはお客様が一応休みなので仕事がはかどらないことがあって迷惑に感じます

個人的にはいい加減国民の休日は減らす、その代り一方で学校の夏休みなどは長くして特に家族連れなどは連続休暇を取りやすくしてほしいと思います。要は稼働日は一緒、ただ、連続休暇は取りやすくしてリフレッシュという本来の目的は達成するということです。稼働日はさほど変わらないので中小企業も運用しやすいと思います。

他には「働き方のスタイル」の欧米との違いがあるのですがそれは長くなったので別に話したいとおもいます。

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