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小さい会社の効率化を阻むもの

2018.07.18 カテゴリ: 中小企業の会計, 会計・税務


 

     

    クラウド会計ソフトの勧め

 

 私は、お客様の会計ソフトとしてクラウド会計ソフトをお勧めしています。理由は個人のパソコンで保管だとデータ消失などのリスクがありますがないこと、クラウドなので顧問税理士とお客様が同じ画面を見ながらリモートでも様々なお話しができることがあります。加えてAIを使った自動仕訳機能やAPIといった銀行データの自動読み込みなどがあり、かなり効率化という意味では役に立ちます。

 一方、悪い点は、新興のクラウドソフトウェアメーカーのサポートサービスは質が悪く、今までの伝統的な会計ソフトメーカーよりかなり見劣りすることです。その他のサービス内容もコロコロ変わり、安定性がありません。こういったところに、拡大至上主義というベンチャーの悪い側面が出ていて、気になるところではあります。こういったデメリットもありますが、それでも長い目で見ると効率性とクラウドのデータ保管(セキュリティもいいとはうたっていますが、これは私は判断できません)の安定性は大きな魅力なわけです

 

     

    会計の効率化を妨げるもの

 

 しかし、それを妨げるものが一方であります。それは、一般の市中銀行のインターネットバンキングサービスです。一般銀行は法人になると設定料だとか毎月のインターネットバンキング手数料だとかちまちま手数料を取ります。かつ振込手数料がATMと比べ同じか下手をすると高いケースさえあります。銀行の戦略として店頭での仕事をできるだけ減らすということがあるはずなのでインターネットバンキングに今どき手数料を払わせるなど時代錯誤と思うのは私だけでしょうか?

 

     

    起業家とネット専業銀行

 

 したがって、私は法人の口座はインタネット専業銀行で開設していますし、お客様にも勧めています。起業家の方の中には「振込先がネットバンキング専業銀行だと怪しい会社と思われないかしら」と思う方いらっしゃるかもしれませんが、大企業でも振込先がネット専業銀行だから怪しいなどと思う会社は私の知る限りありません。ただ、現金商売でたまった現金を銀行に預けたいという場合はネット専業銀行は不便です。このあたりは早く諸外国並みにキャッシュレス化が進んでほしいものです。

 

     

    借り入れしたい起業家はどうするか

 

 また、銀行借り入れをしていて、どうしても市中銀行を使わねばならない方、交渉は可能です。中小企業でも財務内容が悪い会社以外であれば銀行としても取引は継続したいものです。取引継続の条件としてインターネットバンキングの手数料減額や振込手数料減額は交渉可能です。会社員時代は結構このあたりシビアに銀行に対峙し、振込手数料などは減額に成功しています。このあたり是非やってみてください。

 

     

    おまけとお知らせ

 

 余談ですが今は確認していませんが、数年前どのメガバンクのインターネットバンキングも英語対応がありませんでした。海外の方から「これでグローバルバンクとか言っているわけ?」と鼻で笑われてしまいました。もし今もそのままだったら国辱モノなので何とかしてくださいね。

 

 

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