新刊本をめぐる厳しい競争

本

先日12日私の著作第2弾「部長の仕事術」が明日香出版社から刊行されました。自分は別にビジネス本作成がメインの仕事ではないです別にベストセラーにはならなくてもよいのですが、あまり売れないというのもせっかく何百万ものお金をかけて出版してくださった出版社の方に申し訳ないである程度は売れてほしいとは思います。基本的には出版社は直接書店に本を送るのではなく取次と呼ばれるトーハン、日販などの卸売業者が介在しています。本の場合は非常にユニークで書店はふつう買取ではなく委託販売で売れない本は取次経由で出版社に戻されてしまいます。

超有名人であればアマゾンなどでもどんどん売れるのですが、それ以外の人はとりあえず書店に並べてもらわない事には全く売れません。まずまず売れそうな本はとりあえず1~2週間は大手書店ならば平積みしてもらえます。ただ、ほとんどの本は生き残ることができずにその期間で姿を消します。平積みからたいてい書店売りはテータベースで管理されていてこの期間に売れないと重版されないですし平均105日で全部返本されてほとんどが廃棄されてしまいます。なぜならば1年間の出版点数は約8万で平均一日200冊の本が新刊として登場しています。「本離れ」が言われている中で競争は激烈なわけです。一般的には「本離れ」の中でとにかく点数を出してその中で1つでもベストセラーを出せばいいやという姿勢が出版社にあるようです。自分もこれに対してとても批判できる立場ではありませんが、森林資源の無駄にはなっています。

「部長の仕事術」は自分がGEのクロトンビルでのリーダーシップトレーニングなどで学んだことなどをベースに今までのトホホな失敗を交えて書いた実践的な本です。経営陣に将来加わりたいと思われている部長の方だけでなく、中堅若手の方々にも面白く読んでいただける本かと思います。できれば書店でご購入いただければ嬉しいです。

本については以下まで

http://www.asuka-g.co.jp/book/business/008383.html

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