会計・税務
知らないと損する壁の数々~103万の壁だけじゃない
昨年の12月20日自民党と公明党は令和7年度の税制改正大綱を発表しました。プロセスとしてはこの税制改正大綱が閣議決定された後、国会(財政金融委員会:国税、総務委員会:地方税)で審議され決議後、税法として世に出ます。
今までは自民党税制調査会という密室でしかもインナーとよばれる数人の幹部の意向でほぼ決まるといわれていました。今回は国民民主党の103万の壁問題の提起でかなり表に出て議論がされ、ずいぶん雰囲気が変わってきなと思いました。いつもはこの税制改正大綱をただ単に条文に落としたものが税法改正だったのですが、今回自公両党は少数与党、国会審議はどうなるのでしょうか?