子供の医療費補助‐不必要な医療費か?
今日の日本経済新聞で中学まで医療費を補助して自己負担ゼロの自治体が5割を占めるという記事が載っていました。私が住んでいる練馬区でも中学まで医療費の自己負担がゼロでしたが娘が高校に上がって、医療費がかかると妻がこぼしていたことを思い出しました。
記事的にはやや批判的な内容であまり少子化や人口減対策には効果がなく、逆に安易な受診が増えるのではないかでした。厚労省の調査で国民健康保険の保険者ベースだと助成により公費負担が膨らんだのは83億円だということでした。このデータについての細かい内容がわからないのですが日本の医療費はざっと39兆円で全く桁が違う話で、ここにメスを入れるくらいでしたらやはり高齢者の方が削減の優先順位は高い気がします。
また、医者に行くのが大好きな子供はまずいないですし、自分の経験として医者に子供を連れて行くのはかなり面倒でタダだからより頻繁にいくとは思えません。議論するのが無駄だとまでは申し上げませんが、医療費の削減で優先順位の高いことはまだほかにたくさんあると思います。