リクルートで在宅勤務導入 -在宅勤務と仕事の生産性
リクルートが10月から上限のない在宅勤務制度を導入するそうです。私が自営業になって良かったと思うことの1つは毎日朝会社に行かなくてよくなったということです。だからといって昼過ぎまでゴロゴロ寝ているかというとそうでもありません。逆に生活のリズムが割ときっちりして朝は会社員だったときよりも早く起きて仕事をするようになりました。
自営業などは必然なのですが自律的に仕事ができる人にとっては在宅勤務はある程度生産性を上げると思います。リクルートは社風として社員一人一人が割と自律的に動くと定評がある会社ですから効果があるのではないでしょうか?逆に上意下達系の企業だとさぼったり、ぼ~としている社員などが多いかもしれず、逆効果な気がします。
ただ、一方で実はシリコンバレーの企業などはわりに完全在宅勤務の会社は少ないようです。YAHOOのCEOが2年くらい前に在宅勤務禁止令を出したのが有名です。さぼっている社員がいたということもありますが、ささっと集まってアイディアを出し合うなどということが在宅勤務だと難しいというのが理由なようです。つまり人と人との交流から新たなアイディアが生まれるという考えです。
自分もこの考えに賛成で、仕事を事務所でコツコツやる時間もありますが、いろいろな人と出会い話す機会は積極的にもうけています。完全在宅ではなく、在宅とやはりリアルな社内の交流を組み合わせたような仕組みが必要ではないかと思うわけです。