消費税軽減税率 -どうなるでしょうか

今朝の日本経済新聞で消費税の軽減税率について①酒以外の飲食料品②生鮮食品

③精米の3つに絞り込むという方針だという記事がのっていました。税理

士会などは消費税申告にかかわる負荷が多いため軽減税率自体に反対をし

ているようです。私も自分のことを考えるとあまりうれしくはないのです

が低所得者の立場を考えると消極的賛成といったところです。

 ただ、低所得者のためというのでしたら「精米だけ」というのはあまり

にも中途半端です。また生鮮食品という案を公明党などが押しているよう

ですが、気持ち的には理解はできつつも、あまりにも社会の仕組みを無視

しすぎです。「生鮮食品」の定義が難しく、記事でのっている例のように

刺身が軽減税率で干物は普通税率なのだろうかなど現場が大混乱になって

しまいます。もし軽減税率をやった場合の落としどころは①の酒以外の飲

食料品が本命な気がしますね。

 

軽減税率3案軸に 消費税10%へ検討、政府・与党 酒除く飲食料品・生鮮食品・精米のみ

2015/4/7 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版

政府・与党は消費税率を例外的に低く抑える軽減税率の対象品目について、生鮮食品だけに限る案など3つの案を軸に検討する方針だ。これまでは8つの案を示していたが、事業者の準備にも配慮し(1)酒以外の飲食料品(2)生鮮食品(3)精米――の3つに絞り込む。2017年4月に予定する消費税率の10%への引き上げと同時の導入を目指す。