「すぐ成長する仕事術」出版裏話

すぐ成長する仕事術が9月11日に発売します。本音を言うと外資系企業や上場ベンチャー企業などでCFO(最高財務責任者)など責任ある地位である程度の成果は出せたとは思いますが、特に他人に誇るような特殊な仕事術などは持ち合わせているとは自分自身思っていませんでした。しかし、日本実業出版社の編集者の方と簡単に打ち合わせの際、「こんな考え方を仕事について持っています」的な話をしたところ非常に感心され、それに勇気づけられて執筆したというところです。

自分自身は特に大学時代に優秀だったということもなく特に大したスキルも身に着けることのないまま、ダラダラと過ごして社会人になってなぜか少し目覚めて努力したという話です。ただ、社会人の出発時点でさまざまな経験やスキルなどはほぼ積んでいない人間が20代の後半から一念発起して変わっていったということですから、比較的広い層の方に役立つのではないかと自負しています。

自分の強みは会計や事業計画の作り方だと思っていたのでやや人材育成的なテーマは特に強みと思っていませんでした。自分の得意なことをやるプロダクトアウト(生産物優先)ではなく、出版の世界でもマーケットイン(市場優先)的な考え方が重要なわけです。

編集者のおかげでもありますが自分の意外な面が引き出された点で今回の出版は良い経験であったと思います。