ビジネスモデルと異業種交流会
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異業種交流会は起業家に役立つか?
今週久しぶりに異業種交流会に出てきました。開業当時は割と頻繁にいろいろな異業種交流会に顔を出していましたが最近は自分の仲間内で集まる程度でめったに出なくなりました。理由として忙しくて時間がないということもありますが、あまり自分には向いていないと思った点もあります。基本的に異業種交流会といっても特に開業直後の私もそうでしたが、ひたすら自分をアピールして仕事を紹介してもらおうと思っていました。しかし、そもそも私のやっているコンサル業や税務顧問なんて、いきなり能力もわからない人間に普通頼むものではありませんし、一瞬会っただけで他人の能力を見抜ける方という方というのはそうそう存在しません。そういった意味で紹介などはあるわけもないですし、生産的ではないわけです。
役に立つ異業種交流会のタイプ
こういった異業種交流会でも完全に2つに分かれます。かなり紹介に重きを置くものと、どちらかというとお互いをまずじっくり知ってもらってその後活動をしてもらおうというタイプと2つに分かれてきているようです。前者だとその場で必ず1件誰かに紹介を出すといったイベントをやっている交流会などがありますし、後者だとペアやチームをくんでもらいその中でじっくりお互いを知ってもらおうという形をっとっています。どちらがいいかということですが、前者は割と低単価で成果が短期間で明らかにわかるもの、後者は高単価で成果がわかるまで長期間かかる、わかりにくいものが向いていると思います。例えば飲食店や生花などの小売店は前者の例ですし、後者はコンサルタントやセラピー系などはそうだと思います。飲食店や小売店の方で異業種交流会に出てくる方というのはかなりやる気がある方が多いのであまり外れもないですが、後者のコンサルやセラピーは能力の問題の他に相性もありかなり当たりはずれは一般的に多いです。
ビジネスモデルと交流会の関連
私は起業家の方にステップアップの手段としてビジネスモデル構築のためのセミナーとコンサルティングをやっています。ざっくりいうとビジネスモデルを作るというのは他人の関係を構築してビジネスを安定化させてて再現性のあるものにしていくことです。したがって、どのような仕事をやっている人(会社)とどのように組むかが非常に重要になってきます。
そのあたりをセミナーやコンサルティングでやっていくのですが、「誰」と組んでいくかは特にカバーしていませんが、聞かれた際は相性、信頼性、能力と答えています。ただ、やはり「誰」は重要で、たとえ仕事ができ、非常に交流関係が広い方でも相性が合わない方というのは不思議に一緒に仕事をやってもうまくいきません。自分のやり方が正しいかわかりませんが、私の場合はまず相性がいい方>信頼がおける方>能力で考えています。これは優先順位は違うことがあっても大抵相手が私を選ぶ基準にもなっているかと思われます。仕事柄能力を磨くのは当たりまえ、「相性」はコントロールできませんので、すると「信頼」の部分が重要だと思います。
「信頼」というのはどう築くかですが、私はきちんとした相手に関して、頼まれたことはどんな些細で短期的にはお金にならないことでもきちんとやる、連絡などはきちんとするということだとおもっています。やはり、中には自分の利益になることにはやたらとリスポンス早いが、頼まれごとだと途端に返信さえしないという方がいて相当がっかりします。自分も他山の石として(言い訳がましいですが年のせいかわすれっぽくなってきたので)気を付けなければならないと思います。
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