これは本当に休み方改革?

Vacation

今朝の日本経済新聞でセブン&アイ・ホールディングス、住友林業、アートコーポレーションなどが一斉休業の日を設けるようです。セブン&アイHDは部署ごと、住友林業は週2日の休みに加え、年4日支店・営業所の一斉休み、アートコーポレーションの場合は定休日を業界では初めて年30日設けるようです。この中で人手不足であえぐ運輸業界は多少事情が違い明らかに減収になる定休日を設けるというのは非常に勇気のいる決断だったとは思います。

ただし、本来の休暇は自主的なもので他人に言われて取る休暇というのはなんだか不本意な感じがするというのが正直なところです。会社員時代を思い出すと土日の休みは比較的有意義に過ごしていましたがその他の国民の祝日というのは年末年始の休みを除けば、あまりありがたいと思ったことはありませんでした。年末年始の休みは1年間を振り返り新たな気持ちで1年を迎えるという意味ですごく大切な時間と思っていましたが、それ以外の祝日は1日程度増えてもなんとなくダラダラしてしまいます。それ以外の祝日はその分残りの平日は忙しくなって鬱陶しいので、結構仕事していたことも多かった記憶があります。一方外資系にほとんどいたこともあり基本的に休みは1週間以上は必ず年1~2回取っていました。長期の休みはたいてい忙しい仕事が後片付けも含め一服しそうな時期と家族の予定を何とか合わせるという、どちらかというと子供の長期休暇と合わせる方が大変だったかもしれません。

休みについて思うのですが週休2日というのはなんとなく体のリズムに合っているのですが、それ以外の休みというものは自律性、自主性というものが大切な気がします。休みを自信をもって取れるというのは自律的、自主的に仕事をしているということが挙げられると思います。自主的に責任を持って仕事をしていれば基本的にこの時期は休んで大丈夫と自信を持てます。逆に上司などに言われてただ単に手足(多少頭も使うと思いますが)を動かしているだけだと上司の意向に逆らえないことになります。一斉休業でないと休めないというのは厳しくいうと自律性、自主性のない(プロフェッショナルとはいえない)仕事をしていないことになるのではないでしょうか?これらの企業は「自律的、自主的」に働く人財を求めているはずなのですが、言われたまま動くようなそういった人材で十分と心底では思っているのかもしれません。

偉そうに申し上げましたが、自分自身仕事に追われ、土曜日も結構仕事の日々でしたので反省して少し長めの休みを取ってみようと思います。じっくり本をよんだり家族と話す時間を設けるのも大切ですよね。デジタルデトックス(ソーシャルメディアやメールに一切アクセスしない日を設ける)なども今後設けようと反省した次第です。

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