学生の英語力はなぜ伸びないか?
文科省が全国の公立中学・高校の生徒の英語力の2015年調査の結果を発表しました。文科省の目標ですと中学3年で英検3級、高校3年で準2級を50%以上にするというこのようです。ほとんどの件でそれに達していないうえ地域差もずいぶんあるようです。
私も実は学生時代一番苦手で嫌いだったのが英語で白状すると上記のレベルに達していたか怪しいところがあります。したがって英語が苦手な人の気持ちはよくわかります。なぜ苦手だったのだろうと思うと英文和訳が中心の授業が眠くて仕方ないうえに、寝てたりぼ~としているとよく当てられたということが言えるでしょう。関係代名詞などが入り組んだ意味の取りにくい悪文を訳している時間があったら平明で躍動感のある英文(Plain English)を書く練習をした方がずっと有意義だと思います。ただ、実は平明で躍動感のあるな英文を書くというのは結構実力が必要で自分もダメでめげることはよくあります。
自分が英語が少し好きになったのは大学の授業で経済学の原書などを素早く読むことを強制されてからだと思います。読む力ということでは逐語訳ではなく、とにかく早く読んで大意をつかむ方が実学としては大切ではないのでしょうか。
なんだか英語という教科は生徒が英語を使う力を伸ばすためというより先生が教えやすい、テストで差が付きやすいように構成されているような気がしてなりません。そもそも先生自体が英検準1級レベルの先生が半分以下という衝撃的な記事を以前読んだので先生のレベルを上げることが先な気はしますね。
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