わが子の就活どうするか?
3月に新卒の就職活動が解禁になりました。日本経済新聞で「わが子の就活ほどよく伴走」という記事が載っていて少し驚きました。どうやら就職活動中に親がいろいろと干渉する例が多く、会社説明会に同伴しようとしたり、就職希望先に電話を掛けるといった極端な例があるようです。自分の感覚だと逆効果で、こんな学生は仕事で大切な自立心がないわけですから真っ先に選考対象から外れるでしょう。
就職大手のマイナビのアンケートでは「こういう仕事に就いてほしいという話をされる」や「プレッシャーをかけれれる」という回答が多かったようです。自分の過去を振り返ると母親は結構「聞いたことない会社だね」とか「総合商社は受けないの」とか多少口出ししていた記憶はあります。自分の就職活動の1980年代は大企業志向は強く、確かに自分の父親をみても大企業で比較的幸せな仕事人生を送っていた気がするのである程度妥当性はあったかもしれません。ただ、現在は大企業に就職したからと言って会社が一生面倒見てくれるとは限りません。したがって、別に人気企業に勤めるのが正解とは限らず汎用的な正解はないと思います。
一方で今就活中の子を持つ典型的母親は80年代~90年代に社会人生活を送っていったん結婚または出産で大企業を退社をした層が多いかと思います。そのせいかまだ、感覚が大企業安定神話があった時代を抜け切れてないのではないでしょうか。一方父親はその逆で自分の会社でリストラなどがあり多少冷めた目で見れる方が多くなっていると思います。
自分の子供の場合はまだ就職は数年後ですが、子供の意思決定には口を出す気は全くありません。せいぜい社会の先輩として志望業界でのネットや書籍には乗っていない生の情報などを求められれば与えるくらいですね。もう大学生になれば自分の人生は自分で決めるしかないと思っています。
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