一人社長のための税理士の選び方

Zeimu

確定申告シーズンがやってきました。個人事業で始めた方もぼちぼち法人化しないとねと考えはじめるシーズンです。個人事業のうちは決算書、申告書は自分で作れても法人税となるとやや知識も必要で税理士を雇った方がいいと思われます。このような方におおよその内幕を知っている人間として税理士の選び方を書いてみました。

一人社長と言ってもパターンがあって、ずっと一人コンサルタントや一人親方的(「一人型」)にコツコツやっていきたい方とどんどん社員なども増やして業容を拡大していきたい方(拡大型)と2パターンあるかと思います。今回は「一人型」のための選び方です。一人型の企業の場合、実は税理士資格を持っている人間がやればほとんど誰がやってもさほど結果は変わりません。一方で通常自分の仕事に追われて忙しいのでストレスレベルが低い方が良いかと思います。ストレスレベルが低いのは1)返答が早くて親切 2)顧問料が高くないことだと思います。FREEEやマネーフォワードなどのクラウドソフトウェアの認定アドバイザーの税理士ですと一般的にほぼリアルタイムで財務内容を共有できますので一般的に回答は早くなりますのでお勧めです。加えて問い合わせの質問等で土日を除き24時間以内に返信があるか、ある程度返信はわかりやすいかが基準だと思います。

2)顧問料が高くないことですが、経理が比較的得意な方であれば自分でもチェックできるので激安事務所でもよいですが、顧問料1万円以下だと税理士資格のある人間は対応できず一般的には品質に問題が生じます。いわゆるストレスレベルがかえって高くなる可能があります。また、結構竹の子商法でちょっとなんだか頼むたびに報酬を要求され結局高くつくケースもあります。

一方税理士事務所は事務所員がたくさんいる大手事務所と基本的に税理士本人が対応する個人事務所と2つあります。一般的に一人型は個人事務所をお勧めします。大手事務所は受注の際には所長税理士が出てきますが、実際の対応は税理士資格を持っていない所員や若手の税理士資格取りたての税理士が行います。そのため対応が担当によってまちまちでストレスレベルが高くなるケースが多いです。ただ、所員教育をしっかりして効率的に良質のサービスを提供している大手事務所もないわけではありません。そういった事務所は必ずホームページなどできちんと教育体制など記載していますのでそこでお確かめください。

私の事務所はどうなのかというと、税理士業務については気の合ったお客様とこじんまりとやっていきたいというポリシーでで顧問先をどんどん増やそうとは思っていない個人事務所です。どちらかというと効率性よりふれあい重視ですので顧問料が特に安いということはありません。そういった事務所も気に入る方がいらっしゃるようなのでありがたいことです。

ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。

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