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NHK子会社の架空発注 -会社の責任は?

2015.12.18

NHK

NHKの子会社で発注をペーパーカンパニーに行い2億円を社員が着服する事件が起きました。発覚は税務調査だったようです。会社のコメントは「社員の不正行為が明らかになったのは極めて遺憾、厳正に対処する」ということですが、それだけの問題ではない気がします。

普通調達先についてはアカウント登録の際、担当者ではない第三者が信用調査をすることになっています。実体のない会社かどうかはそのあたりで本来は判明するはずです。工事にしても発注自体は発注担当者かもしれませんが、完了の報告など現場担当者やその上長の確認、承認がなければ請求書だけで自動的に支払いをしてしまうような仕組みには大企業及びその子会社レベルであれば普通はなっていません。いわゆる内部統制が全然働いていないずさんな組織体制がこのような不良社員をはびこらせる一つの原因だったはずです。したがって本来は「内部管理体制の見直しを厳正に行うという」コメントがあってもおかしくないと思われます。

あと、この請求額は架空の費用ですので税務調査ですべて否認されてこのNHK子会社には追徴課税なされるはずです。会社にとってはダブルパンチなわけです。ただ、これは我々の受信料ですから複雑な感じではあります。刑事告訴も大事ですがとりあえず民事でできる限り回収することの方が大切ではないでしょうか?

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