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大学における3つのポリシーと偏差値

2016.05.02

大阪大学

 

文部科学省が今年の3月末、学校教育法施行規則を改正して全大学が来年4月までに3ポリシー(卒業認定・学位授与の方針(DP)、教育課程編成・実施の方針(CP)、入学者受け入れの方針(AP))を公表するように義務付けたそうです。

ネットで検索すると大阪大学が一番最初にでてきたので中身をみてみました。日本経済新聞でも取り上げられたのも検索で一番最初に出てくるからかもしれません。正直申し上げて特にDPは日本企業の企業理念のようだと感じました。いわゆる企業理念3本柱、「社会貢献、株主価値向上、従業員の満足」があるように「論理的思考とコミュニケ―ション」「国際化」「高度な専門知識と幅広い教養」あたりの3本柱あたりが定番になりそうです。

このようなポリシー自体は大切だとは思いますが、文科省に強制されて公表するような性質なものではないでしょう。有名大学の公表したものをお手本に少し文言変えて作るような魂のこもってないものは全くの無駄です。

私事ではありますが娘が高校2年生で志望校選びを考えはじめています。残念ながら学校見学より予備校の模試で自分はどの程度の学校に行ける偏差値かの方が気になるようです。つまり自分の学力で行ける学校のうち一番偏差値の高い学校へ行きたいということです。私個人ですとたとえば秋田国際教養大学のような非常に特色のある大学などに興味があるのですが、娘は東大、東工大、早稲田といった偏差値の高い大学の興味の方が強そうです(偏差値だけではなく素晴らしい点もあるとは思いますが)。本当は「XXをやりたいから」XX大学のXXといった教育方針にあこがれる」といったことで選んで欲しいのです・・・

このようなポリシーが私の娘のような偏差値輪切り的な思考でない大学選びに資するはずと文科省は考えているようです。この公表自体は私は直接の役には立たないと思います。しかし、企業理念はその文言よりも魂がこもっているか、つまり経営陣の本当の信念となって従業員に浸透しているかが大事です。したがって、多少横並びでも企業理念を従業員に浸透させている企業が成功しているように、このような方針に魂をいれることが成功のカギだと思います。その結果、日本の大学も個性を持った世界の大学と渡り合えるようなレベルになってくれればと思います。

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