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面白いネスレ日本の採用面接

2016.02.01

nesure

今朝の日本経済新聞にネスレのES(エントリーシート)のない採用面接が取り上げられていました。要するに官僚タイプは不要なため国籍・年齢・学歴は問わないようです。その代りネスレパスという通年採用に踏み切りました。HPで採用試験ついてみてみると以下のようでした。

まずはネスレパスというチャレンジ研修への参加資格をえる必要があります。そのためには課題を提出したり、動画を提出するなどの必要があります。課題として日経では「徳川家康が残した”もっとも多くの人間を喜ばせた者が最も栄える”という言葉の背景を説明せよ」などが例として挙がっていました。

課題をパスしてマッチングセッションという面談、グループディスカッションを通った候補者だけがネスレパスを取得して2日間にわたる社員参加型ネスレチャレンジプログラムに参加する権利がえれます。そして、これに合格しようやく最終面接となります。

学歴フィルターという言葉があります。要は一流大学以外の学生はES提出の段階でフィルターにかけられて中身もほとんど見てもらえないという話です。採用側としても別に有名大学のみ取りたいと本気で思っている旧態依然とした企業(まだ相当数あるかもしれませんが)でなくても冷やかしも含めとにかく数が多いのでそうせざるを得ないという面があるようです。その点ネスレのような課題提出型だとその段階で数が絞れてすでに志望動機が弱い候補者は排除されています。確かに採点する側も能力が試されるので大変だと思われます。

もう一つのポイントは2日間にわたるプログラムで選考することです。やはり面接対策はかなり念入りに行われていてなかなか選考は難しいという話をよく聞きます。その点2日間びっちりいると、ボロを出さないのは相当困難です。

非常に手間とコストがかかっているとは思いますがここまでして内定を取って他社に行くという確率は非常に低いですし、何といってもいわゆる滑り止めや冷やかしの候補者を最初から排除できるので無駄な努力はほとんどありません。採用側も一般企業の新卒採用担当に比べて達成感はあるかと思います。気になるのはやはり採用側の能力も相当高くないと、結局はそつのない秀才タイプかその会社にあった金太郎あめのような人材ばかりになったりする点でしょうか。ただ、前例踏襲は基本的にダメといった文化のネスレでは結構鍛えられそうなのでその心配はないかもしれません。

 

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