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セーラー万年筆の代表取締役解職決議は無効?

2015.12.14

se-ra-mannennhitsu

セーラー万年筆で代表取締役が解職されましたが、ご本人は解職決議は無効だとして法的措置も辞さないとおっしゃっているようです。ご本人は平成21年から就任していますが、経常利益、最終損益ともに5年連続赤字です。事業の柱は文具ですがそのほかに射出成型のロボットを製作しています。低迷の原因としては縮小する国内市場の売上がまだ8割を占めるといった海外展開の遅れではないかと思われます。

特に不測の事態により赤字転落というわけではなく就任以来業績の改善が全く見られないわけですから内容的には解職されて仕方がないと思われます。代表取締役解職決議には会社法362条2項で取締役会で解職できますので、もし問題があるとしたら定足数が足りないこと、出席者の過半数の賛成がないまたは定款等で解職決議に何かしら要件が加重されているのにそれを満たしていないなどの条件があるかと思われます。上場会社でもありますしきちんと会社法に沿った取締役会の運営が望ましいですが、この業績で新聞記者などに「法的措置も辞さない」などと息巻くのはやや見苦しいという感じがします。

 

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