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安保法制とイスラエルとドラエモン

2015.09.03

annpo

私は政治に関しては素人ですし、法律も私法はわりに普段から使いますが憲法や公法は素人です。ですからここでの話はロジックだけです。結構安保法案関連をドラエモンに例える人が多いので私も乗ってみました。その前に気が付いたのですが今日本の状況は隣にイスラム国があるイラクやシリアほどはひどくはないですが、潜在的危険はイスラエルとさほど変わらない気がします。以前イスラエルに仕事で訪問したのですが、日常生活は平穏そのものですがその中に自動小銃を構えた兵がいたり、徴兵制があったりで安全保障に対する国民の意識は非常に高いです。確かにハマスやヒズボラといったイスラムゲリラからの攻撃は始終あるわけですからのんびりしていられません。

さて、日本ですがとりあえず外交的な位置づけではのび太です。安保法制に反対している方からすると平和を愛するしずかちゃんだと思われているかもしれませんが、戦争責任を常に言いたてられ、元首相が土下座する国ですからのび太でしょう。そして、残念ながら「力が正義」というジャイアンが2国(ロシア、中国)、ミニジャイアンが1国(北朝鮮-ただし本当に核兵器が利用可能になればジャイアンになるでしょう)とスネ夫(韓国)などが隣国です。アニメのジャイアンはせいぜいのび太にこぶをつくるくらいですが、この3つのジャイアンは反対勢力は簡単に粛清してしまう怖い国です。イスラエルが接しているハマスやヒズボラよりはるかに軍事力は強大でもっと危険かもしれません。韓国(スネ夫)は本当は中国(ジャイアン)が嫌いですが怖いので一緒になって日本(のび太)を敵視します。ジャイアン(中国)のコンサート(抗日戦争70周年)も出来すぎクン(欧州諸国)は断りますがスネ夫(韓国)は嫌々参加をさせられています。

ジャイアン(中国、ロシア、北朝鮮)が日本を攻撃しない理由としてドラエモン(アメリカ)がいることは大きいでしょう。安保法案自体は確か欠陥が見られますが、のび太が「ぼくドラエモンがいなくてもやっていけるよ」とドラエモン(アメリカ)との同盟を拒否した途端、ジャイアンは舌舐めずりをすることでしょう。ただ、アニメとちがい現実の世界が難しいのはアメリカは単なる人の良いドラエモンではなく、実はドラエモンの着ぐるみを来たジャイアンではないかという疑いがあることです。ここが安保法制に反対するポイントであることは理解できます。イメージとして過去ベトナム戦争やイラクへの宣戦などドラエモンの着ぐるみの下からジャイアンが見え隠れします。ただ、アメリカは中国、ロシア、北朝鮮と違い民主主義国家を標ぼうしていますから「力が正義」のジャイアン的アプローチは露骨に取りにくいところがあります。また、このあたりはいい加減な見方と思われるかもしれませんが、アメリカ国民自体は結構ドラエモン的に世界中の困っている人たちを助けよう的な感覚の人は非常に多い気がします。自分の国家にもそれを求めていて、それが抑止力となり基本的にアメリカという国がドラエモンである一つの理由ではないかと思います。

また、確率的にアメリカが日本をイスラムゲリラなどとの戦いに参戦させる確率と、中国が尖閣諸島に侵攻する、北朝鮮がミサイルを撃ち込む、日本でテロ活動を行う確率どちらが高いでしょうか?今でも後者の確率が高いと思うのですがドラエモンの協力を拒否した途端、その確率は跳ね上げる気がします。アメリカの威光が及ばない南シナ海では中国が実質的に占領してしまった事実をどう見ているのでしょうか?安保法案を「戦争法案」と呼ぶロジックとしてはアメリカの戦争に日本が従軍する確率が高くなるからということのようですが、安保法案を廃案にした方が戦争の確率は高まる気がします。冷酷なジャイアンに囲まれた日本としてはドラエモン(米国)の助けは現実的に必要でしょう。そうでなければ逆に「永世中立国」スイスや敵対勢力に囲まれたイスラエルのように軍備を強化しないとジャイアンにコテンパンにされてしまいます。ジャイアンはみんなに愛される平和主義のしずかちゃんさえも暴力で脅します。さすが、ジャイアンに囲まれている中で「戦争反対」とデモをしているのはジャイアンにのび太が「暴力反対」と言っているようで平和ボケとしか感じられないのです。

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