代表ブログ

HOME > 代表ブログ > その他 > 泰明小学校(アルマーニ制服)の保護者に聞いた話

泰明小学校(アルマーニ制服)の保護者に聞いた話

2018.03.14 カテゴリ: その他

 

 少し前、銀座の泰明小学校で生徒の制服をアルマーニ製になるということで話題になりました。この制服一式が場合によっては9万円近くなるという高額なことでも話題になりました。しかし、中央区の話ですし、もう自分の子供は高校生なので私は興味がなく、あまり記事も読んでいませんでした。うっすらな自分の印象としては見栄っ張りでワンマンな校長がアホなことをやりだして保護者も怒っているといったところでした。

 ところが先日たまたま泰明小学校にお子様を今年から通わせる保護者の方とお話する機会がありました。その方の話ですと基本的には、皆さん校長の方針には好意的なようです。理由は校長はきちんとした理念があって(後述します)それに従ってアルマーニの制服を選定したからです。加えて、そもそも泰明小学校は特認校です。特認校というのは中央区の中で希望した人だけが通う学校です。したがって、アルマーニ制服がぜいたくで嫌だと思う方は子供を通わせなければいいだけです。また、あまり豊かでない家庭の子が惨めな思いをするといったことはこのケースではありえません。

 また、このアルマーニの制服を選定するにあたっては思い付きではなく候補のお店を何点かあたって何年も検討した上のことのようです。このような小規模の小学校の制服ではロットも小さく商業ベースには乗りにくいのが実情です。その中でアルマーニ社だけが校長の理念に賛同して制服制定に協力してくれたそうです。したがって、単に派手好きで選んだわけではないようです。

 またこの校長は「泰明らしさ」「スクールアイデンティティ」として標準服の大切さを重視し、その理念に共鳴したアルマーニ社が制服を作成しました。校長の理念として「きちんと装うことの大切さ」「服育」といったものがそこにはあります。私はオーダーメードの白いワイシャツにうっかり蒙古タンメンのつゆを飛ばしてしまい、こっそりクリーニングに出そうとしたところを妻に目ざとく発見されて叱責されるような粗忽な人間です。そして、小学生はきちんと装うより、そんなことは気にせず泥まみれで夢中になって遊んでよという考えなので個人的にはあまりこの校長の考えには賛同しません。

 しかし、賛同する方がいても全然変だとは思いませんし、この校長の考え方は個人的には好きではないですが全然おかしいとは思いません。そもそもこの校長の考え方が嫌な方は泰明小学校を選択しなければいいだけで誰も困りません。それよりも日頃個性を大切に、ダイバーシティ(多様性)などと言いながらこのような少しでも異質なものが出てきたらすぐ叩くような日本の風潮が非常に嫌です。結局変な意味での同質性を強制するような空気があるのは気になりますね。

ブログよりももう少し突っ込んだ話メルマガで連載中です。

ご興味ある方は以下まで

 

https://www.reservestock.jp/subscribe/69517