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税務

2016年を振り返って ー税制など

2016.12.26

2016

そろそろ今年も押しせまり、今年1年を振り返るような記事などが多くなってきた気がします。自分なりに税制などの状況を振り返り一文字で表してくれと言われれば「先送り」という言葉が残念ながらふさわしい気がします。税制については大きな方向性として法人税・所得税などの直接税から消費税などの間接税に税源を移行していく方向だったのが、今年消費税の増税が延期され先送りされました。また、女性の社会進出が増え共働き世帯が増えているのに相応した配偶者控除の見直しや優遇されている年金所得など所得税の在り方も結局先送りになりました。一方給与所得者の給与控除は29年度から1000万円で頭打ち(28年度は1200万で頭打ちだった)になりこっそり年収1000万以上の方には増税となりました。年収1000万以上というと世間一般的は高所得と思われるのかもしれませんが、子供の数によっては教育費の高騰もあり決して暮らしが楽な層ではない気がします。全般的には取りやすいところから税金を取る体制は改まらない気がします。健康保険や年金などの改正もほぼ小手先に終わりこのあたりも「先送り」でした。

デフレ状態が続きているというのが「先送り」の大きな理由でしたが、この低成長の日本で劇的に景気が良くなることは考えにくいです。ここ数年安倍内閣の支持率も安定し、自民党も多数国会で占めているので国民に不人気でも100年先を見据えた政策を実行する最後のチャンスの気がします。年金や健康保険が破綻するのは明らかで、高齢者に対して実質的な給付の引き下げはやむを得ないところです。東京オリンピックが日本の最後の輝いたときであったなどと将来の歴史に書かれないようにしてほしいものです。安倍首相は来年国民に不人気でも抜本的な改革を行い歴史に名を残してほしいものです

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