医薬分業で不思議に思うこと

yakkyoku

風邪をひかれている方が巷に多いかと思います。私も体調管理に気を付けないといけないと思っています。ただ、風邪をひくなどしてクリニックなどに行くと処方箋をもらって薬局に行かなくてはいけません。ただでさえ、体調が悪いのに2件回るのは苦痛です。昔はクリニックで薬を処方していたのでそれに比べて面倒だなと思い何のためにしているのだろうと疑問に思いました。

日本薬剤師会のHPなどをみると、過剰投薬と薬害のことが書かれていました。そういえば昔はクリニックなどでこんなに飲めるのか大きく疑問が起こるほど大量の薬が処方されていることがありました。確かに医薬分業になってもらう薬の量は少し減ったような気がします。また、ジェネリックなども勧めてくれますのでこれも利点だと思います。あまり意識していない利点もあったわけです。

しかし、一方で調剤基本料や薬剤服用歴管理料などが調剤薬局では加算され実は我々の負担は増えています。正直言って負担に見合うメリットを我々が受けているのかは疑問に思います。過剰投薬の部分はある程度解消されていますが、それでも飲み残しが大量にある中でまた処方される状況は変わりません。特に思うのは薬剤履歴の管理です。私のイメージはお薬手帳を持っていると薬代が安くなるだけです。しかし本来は、薬剤師がお薬の情報を説明し、患者本人やそのご家族と話すことにより、薬の服用歴や服用状況、その方の体質・アレルギーなどを記録し、それに基づいて必要な指導を行うことになります。私が記憶しているのは「ほかに飲んでいる薬ありますか?」と質問されるくらいです。お薬手帳のようなアナログなものと簡単な質問だけで本当に飲み合わせがチェックできるのかかなり心配です。履歴を取っているようですがよくいく薬局から以前の飲み残しの話などは出てきません。

プライバシーの問題などはありますが薬の利用歴についてはお薬手帳のようなアナログなのものではなく薬局共通データベースなどで管理しないとあまり意味がないのではないかと思います。お年寄りの方など薬の使用量が多い方にとってはお薬手帳などはすぐにいっぱいになってしまいますし、そもそも持参を忘れることも多いかと思います。また人間の目でアナログなものを見ていれば一定の率で見落としはあるはずです。薬害の防止の方は今一つな気はします。

医薬分業で我々患者の負担が増えた割にはそのメリットは厚労省が意図したほどではないというのが現状ではないでしょうか。

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